コロナ放電処理機

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新規設備導入のご案内

新規設備導入のご案内

2017年6月に欠点検査装置やnano除電除去装置を付帯したコロナ放電処理機を新たに導入いたしました。
本機は濡れ性や密着性を向上させる【コロナ放電処理】だけでなく、走行中のフィルムの欠点・異物などを高精度に検出する【欠点検査装置】、フィルム基材内部の静電気を除去する【内部電荷除去装置】を兼ね備えております。様々な分野で必要とされる高品質・高機能なフィルムでお客様のご要望にお応えします。

特長・付帯設備

コロナ放電処理

コロナ放電処理

プラスチックフィルムなどの基材表面をコロナ放電照射により改質させる表面処理技術です。コロナ放電処理を施すことにより、基材表面が改質され、インク・コーティング剤・接着剤などの濡れ性と密着性が向上します。

欠点検査装置

欠点検査装置

基材の欠点を高精度で検査可能な、LED照明を光源とする透過方式の外観欠点検査装置です。欠点を検出しますと、リアルタイムに欠点画像や欠点位置情報をモニターに映し出し、それら情報を保存。欠点画像や欠点位置情報(マップ)のプリントアウト出力が可能です。

 内部電荷除去装置

内部電荷除去装置

内部電荷除去を行なうことにより、通常の電圧印加式静電気除去装置(イオナイザ)では除去不可能とされていたスタティックマークなどの帯電模様を除去し、静電気障害のリスクを大きく低減させ、素材を高品質に保ちます。

表面帯電と内部帯電の違いって何?(PDF)

帯電トナーテスト

極性の異なるカラートナーを使用することで、帯電状態を可視化することができます。コロナ処理を施したフィルムは、一般的には高電界により内部帯電し、多くのスタティックマークが発生します。従来型の除電装置で表面電位を0Vまで落としてもスタテックマークは除去できません。

帯電トナーテスト

内部電荷除去処理を施したコロナ処理フィルムでは、スタティックマークは発生しなくなります。

帯電トナーテスト

設備仕様

最大原反幅 1,550mm
最大原反径 700mm
最大原反重量 600kg
最大コア幅 1,550mm※お問い合わせください。
巻出コア径 3インチ、6インチ(プラコア対応可)
巻取コア径 3インチ、6インチ(プラコア対応可)
付帯設備 ●コロナ放電処理装置
●欠点検査装置
●内部電荷除去装置
最大処理有効幅
(コロナ放電処理)
1,500mm
最大処理有効幅
(欠点検査装置)
1,500mm
最大処理有効幅
(内部電荷除去装置)
1,500mm
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