離型コート

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離型コートとは?

離型コートとは?

・基本構造図

主にプラスチックフィルム表面に離型性を有する成分(シリコーンなど)をコーティングし、基材表面に離型性を付与します。
当社では、シリコーン系離型コート・非シリコーン系離型コートの2種類の離型コートを行なっております。
シリコーン系離型コートには、スタンダードタイプとペインタブルタイプの2種類があります。
また上記の、離型層上で転写物だけが剥がれる構造のものの他に、転写物と一緒に剥がれる剥離層をコーティングした、剥離層転写タイプも取り揃えております。

離型コートの分類

離型コートの分類

用途例

  • 粘着ラベル・粘着テープのセパ
  • 電子部品製造工程セパ
  • カーボンロッド製造用離型テープ

【シリコーン系離型コート】

スタンダードタイプ

特長

  • 超軽剥離から重剥離まで剥離力のコントロールが可能です。
  • 離型コート背面への帯電防止性能付与やコーティングマット加工なども可能です。

スタンダードタイプ一例

スタンダードタイプ一例

※記載のデータは、代表値であり、規格値ではありません。
※当サイトに記載されている内容は、予告なく変更することがあります。
※1…日東電工製NO.31Bテープによる剥離(剥離速度200mm/min)
※2…TESA製テサテープ(TESA74PV)による剥離(剥離速度200mm/min)

ペインタブルタイプ

特長

ペインタブルタイプ

シリコーン系離型コート品の離型面は、表面張力が低く、油性マジックで文字を書くとインクをはじいてしまいます。しかしペインタブルタイプであれば、離型面の表面張力が高いため、インクをはじくことなく文字を書くことができます。
また、シリコーン系離型コート品の離型面上に樹脂や接着剤を塗工した場合も、上記と同様の理由で塗剤がはじかれ、均一に塗工できない場合があります。そのような場合でも、このタイプを使用することで塗工状態を改善できたケースがあります。

ペインタブルタイプ一例

ペインタブルタイプ一例

※記載のデータは、代表値であり、規格値ではありません。
※当サイトに記載されている内容は、予告なく変更することがあります。
※1…日東電工製No.31Bテープによる剥離(剥離速度200mm/min)

【非シリコーン系離型コート】

特長

  • シリコーン成分を含有しない離型フィルムです。シリコーン成分の付着を嫌う用途にもお使いいただけます。
  • 耐溶剤性に優れています。
  • シリコーン系離型コート品と比較して、離型面の表面張力が高く、離型面上への塗剤の塗工が容易です。
  • 離型コート背面への帯電防止性能付与やコーティングマット加工なども可能です。

非シリコーン系離型コート一例

非シリコーン系離型コート一例

※記載のデータは、代表値であり、規格値ではありません。
※当サイトに記載されている内容は、予告なく変更することがあります。
※1…日東電工製No.31Bテープによる剥離(剥離速度200mm/min)
※2…ニチバン製セロテープによる剥離(剥離速度200mm/min)
※3…表面張力測定は、JISK6768に準ずる。

【剥離層転写タイプ】

 剥離層転写タイプは、お客様が塗工された転写層(インク、粘着剤など)が離型層との界面ではなく、剥離層と一緒に剥がれるタイプの離型コートです。

構成

剥離層転写タイプ①(離型層有り)

>剥離層転写タイプ①(離型層有り)” /></p>
<h4>剥離層転写タイプ②(離型層無し)</h4>
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剥離層の主成分

・アクリル系樹脂やセルロース系樹脂。

※剥離性能、転写後の品質に応じて選択できます。

特長

・剥離層が転写層の保護層になる(転写物のインク層などの保護、インク同士のブロッキング防止など)

応用例

熱転写ラベル

熱転写ラベル

シリコーン系の離型コートおよび非シリコーン系離型コートの剥離力を2種類の方法で測定していますが、何故ですか?

シリコーン系離型コート剥離力の測定方法について

離型コート品は、離型面上に塗工する粘着剤などの種類によって剥離力は変化します。この点をご理解頂くために、2種類の違う粘着剤が使用されているテープを用いて比較を行なっています。
また、31Bテープよりも粘着力が強いテサテープを用いることによって、超軽剥離・軽剥離品などの剥離力が小さいタイプの離型品の比較を可能にしています。

非シリコーン系離型コートの剥離力の測定方法について

シリコーン系離型コートと同様に、非シリコーン系離型コートも離型面上に塗工する粘着剤などの種類によって剥離力は変化します。
この点をご理解頂くために、2種類の違う粘着剤が使用されているテープを用いて比較を行なっています。

離型コート上に塗工した層(粘着剤など)は、なぜ剥がすことができるのですか?

離型層の表面張力が、剥離する層(粘着剤など)の表面張力よりも小さいからです。一般的には、離型層の表面張力が剥離する層(粘着剤など)の表面張力より小さい状態の時に剥がれやすくなります。

離型コート上に塗工した層(粘着剤など)は、なぜ剥がすことができるのですか?

当社では、基材の表面張力を小さくして離型性を付与するため、主にシリコーン系離型コート・非シリコーン系離型コートを行なっております。ここで、それら2種類の離型コートについて解説いたします。

シリコーン系離型コート

●シリコーン樹脂をコーティングした離型コート品がシリコーン系離型コートです。
●シリコーン樹脂は、上に塗工したものが剥がれ易く、離型コートによく用いられます。
●シリコーン樹脂表層面は、水に馴染みにくいメチル基(有機質)で覆われているため、表面のエネルギーが低く、表面張力が小さいという特徴があります。この表面張力がほとんどの物質より小さいため、離型効果が大きく、剥がれ易くなります。

離型コート上に塗工した層(粘着剤など)は、なぜ剥がすことができるのですか?

非シリコーン系離型コート

シリコーン樹脂は非常に離型効果が大きい性質をもっていますが、シリコーン成分が移行し易いという性質も併せ持っています。そのため、電子部品分野などでは、移行したシリコーン成分が導通不良などを起こす懸念があり、敬遠されることが多くなっています。非シリコーン系離型コートはシリコーン系離型コートと比較すると離型効果は小さいですが、シリコーン成分の移行を嫌う分野でご利用頂くことが可能です。非シリコーン離型コートは、シリコーンを含まない表面張力が小さい樹脂でフィルムの表面改質を行ない、離型効果を発揮させています。最近ではシリコーン系離型コートに近いレベルの、剥がれやすい非シリコーン系離型コートを作製することが可能になりました。

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